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2025.9.01

会社や家族に安心を残す「遺言書」の活用法とは?

◼️社長としての意思を遺言書で示す



会社の未来や家族の安心を守るために、



あなたの意思を形に残す準備はできていますか?





社長が生前に相続対策を行う際には、



遺言書を用意しておくことが欠かせません。




なぜなら、遺言書がなければ争いの火種になってしまうからです。




とくに、大きな問題となりやすいのが



「会社の後継者」をめぐる部分でしょう。




「遺言書を書くのは大ごとだ」と構えてしまう人もいますが、



実際はそこまで重く考える必要はありません。




遺言書は「遺書」とは異なり、



もっと気軽に準備してほしいのです。




しかも、遺言書は一度書いたら終わりではなく、



必要に応じて書き直すことができます。





たとえば、65歳で作成したものを、



80歳になったときに再度書き直すことも可能です。




また、すべての財産について記載しなくても構いません。




預金だけ、不動産だけ、といった部分的な内容でも有効です。





もちろん、最終的にはすべてを決めておくことが望ましいですが、


まずはできる範囲から始めてみるのがいいでしょう。






◼️付言事項で家族への想いを伝えよう



遺言書を作成するときには、財産の承継内容だけでなく、


家族へのメッセージを

「付言事項」として記載することをおすすめします。




付言事項とは、



遺言者の気持ちや家族に伝えたいメッセージを、



自由に書き添えるものです。




法的拘束力はありませんが、



遺言者の意思や家族への想いを明確に示すことで、



相続トラブルを未然に防ぐ効果が期待できます。




もし、あなたが普段厳格な父親として振る舞っているとしたら、



少々照れくさいかもしれません。



でも、本心を書き残すことで、



お子様の安心感につながることもあります。




相続においてもっとも問題となるのは、



家族間のコミュニケーション不足です。


そのためにも、ぜひ家族会議を開催してください。



あなたの想いを伝え、



率直な意見を交換する大切な場になります。





さらに、専門家などの信頼できる第三者が加わることで、



話し合いがより円滑に進むのです。





小さな準備を積み重ね、



家族と会社の安心へとつなげていきましょう。





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